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2005年 01月 15日
You are Free?
新しい試みです
大好きな歌たちに返歌を書いています
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

陽射しが部屋を真っ白に染める
ひとりで迎える日曜の朝
もう慣れたはずの時間

あの日のことを思い出しながら
少しの間だけ 
ベッドの中で膝を抱えて過ごす

その腕の中に
すっぽりと丸めた背中には羽が見えると
あなたが言ってくれた頃

そして
「それじゃね」とつぶやいたあなたに
その背を向けたあの日

あなたは日だまりのような笑顔で
私を抱きしめ
寂しげに笑顔をたたえたままで
別れを告げた



昔の友達には会わないようにしてる
あなたが言わない言葉を
きっと知っている人たちだから

何もかもを優しさで包んだ人
最後まで自分が全てを負おうとした
だけどずっとわかっていた

終わりの始まりはきっと
あなたの優しさだったことも

だから
これだけは知っていて欲しい

あなたは 私を 傷つけなかった

いつもは私の背中を覆って
あの日は私の背中を押して
あなたは私を哀しみから守った



あの日のふたりの約束の場所に
あなたはたどり着くことができましたか

温かな笑顔を絶やさずにいられる毎日を
あなたは見つけられましたか

あなたは 自由に なりましたか



そして私は
ずっと ずっと
あなたが幸せでいることを祈ってる
祈り続けてる


ひとりで迎える真っ白な朝には
まだ慣れなくて
でも深く息をしたらまっすぐに立ち上がる

あなたが押してくれた背中が
あなたが翼を見つけた背中が
間違えずに歩いていくことを
私以上に あなたが 望んでいるから

だから 私は まっすぐに
だから 私は 自由で
きっと 私は 自由で



□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

元歌はChage & Askaの"You are Free"でした
是非そちらの歌詞もご覧ください
音源へのリンクもあります



(Music source: You are Free)


振り返らない人を見てる 僕にできることはもうない
百年かけてみても消せない 償いきれない傷を与えたようで

君や僕の仲間達には 訳は聞かないでと願うよ
きっと君は僕のこと
せいいっぱい せいいっぱい かばってしまうから

「それじゃね」と僕から切り出す
「それじゃね」とつぶやく
君は間違えずに歩いた 僕から離れた

君はやっと自由になった  君はもう悲しむ事もない
けれどたどり着いた約束は ふりだしより悪い場所だったね

ひとつめの夜を越えれたら ふたつめの夜を越えてみよう
寂しさの微熱がつづいても
想わずに 想わずに また繰り返すから

「それじゃね」と僕から切り出す
「それじゃね」とつぶやく
君は間違えずに歩いた 僕から離れた

君は君の朝にむかって 僕にできることはもうない
人混みに向かう背中見てる 僕にできることはもうない

「それじゃね」と僕から切り出す
「それじゃね」とつぶやく
君は間違えずに歩いた 僕から離れた

by raphie_y | 2005-01-15 12:43 | 返歌


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